突然ですが「スピリチュアル」という言葉を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
なんとなく惹かれる。でも正直ちょっと怪しい気も……。そう感じている人は少なくないと思います。
かくいう筆者はスピリチュアルな事柄が大好き。というのも、スピリチュアル好きな母の影響で実家にはいつもたくさんの関連書がありました。子どもの頃から「スピリチュアル」は身近な存在だったのです。
ちらほらと耳にする「スピリチュアル=胡散臭い・怪しい」といった印象。それはもしかすると「得体の知れない不安」から生まれているのかもしれません。
そこで、この記事では「スピリチュアルとは結局なんなのか?」という疑問を一緒に考えていきたいと思います。
読み終わる頃には、スピリチュアルに対する印象が少し変わって、より身近に感じていただけたら嬉しいです。
スピリチュアルとは、怪しいの?本当の意味を知れば変わる印象
※世界最大のパワースポット:セドナ
スピリチュアルな本や動画を見てみると、「霊能力」「オーラ」といった不思議な言葉が並んでいて、「眉唾ものなのでは?」と首を傾げる方も少なくないと思います。
しかし、スピリチュアルは直訳すると「精神」。本来はもっと身近なもののはずです。まずはその由来や意味を知って理解を深めてみましょう。
言葉の語源と意味
「スピリチュアル」という言葉はもともとは「精神的な、霊的な」という意味で主に宗教の世界でよく使われてきました。
ただ最近では、もっと軽いニュアンスで使われることが増えています。「心のあり方」や「自分自身と向き合うこと」、そういった意味で捉える人が多くなっているようです。
つまり、スピリチュアルとは心の奥にある本音や、ふとした感覚に耳を傾けることなのではないでしょうか。
本質を見極め、自分の直感を信じてみる。そういう姿勢は、情報があふれる今の時代にこそ必要とされている気がします。
精神や魂とのつながり
仕事はうまくいっているし人間関係も悪くない。でも、なんだか空っぽな感じがする。人と一緒にいても本当の自分を隠しているような気がする。そんな時に、ふと「自分は本当は何がしたいんだろうか」と思う時はありませんか?
スピリチュアルの話になると「魂」という言葉がよく出てきますが、これは別に難しい哲学の話をしているわけではありません。要は、肩書きや周りからどう見られているかといった「外側」ではなく、自分の内側にある気持ちに正直になろう、ということなんです。
「こうあるべき」という固定観念を手放して、自分の本当の声を聞いてみる。その問いかけこそが、スピリチュアルへの入り口なのではないでしょうか。
時代や国を超えてスピリチュアルは愛されてきた
スピリチュアルな世界は、時代や国を超えて人々の心に寄り添ってきました。
たとえば古来の日本では、卑弥呼が神託を伝える存在として人々の心の支えとなっていましたし、現代でもアメリカのセドナのようなパワースポットには多くの人が惹きつけられています。
かつては巫女や占い師、祈祷師が、ネイティブアメリカンのシャーマンが、そして今はヒーラーやスピリチュアルカウンセラーが、目に見えない世界との橋渡し役を担ってきました。
時代は変わっても「運命を知りたい」「心の安らぎを得たい」という願いは変わりません。スピリチュアルは、不安や迷いを抱える人の心に灯りをともす存在として、今も人々に寄り添い続けているのです。
スピリチュアルは現代でなぜ注目されるのか
スピリチュアルは現代社会において、息の長いブームとなっているように感じます。
続いては、スピリチュアルはなぜ人気があるのか、その存在意義について考えてみましょう。
スピリチュアルは息の長いブーム
スピリチュアルブームの火付け役となったのは、2007年に放送されたテレビ番組「オーラの泉」ではないでしょうか。スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんによる「偶然ではなく必然です」という言葉が決め台詞となっていました。
最近では並木良和さんも人気の高いスピリチュアルカウンセラーです。
占いも昔から根強い人気があります。一昔前は細木数子さん、近年はゲッターズ飯田さんや星ひとみさんなど、占い界隈では定期的にカリスマが登場していますよね。
たくさんのスピリチュアルな方々がいるということは、それだけ社会において需要があるということです。
人が占いやスピリチュアルを求める時は、何かしらの悩みや不安がある時。心配事がなければ占いには行きません。迷いごとがあったり岐路に立たされているからこそ、アドバイスを求めて人はスピリチュアルの扉を叩くのです。
しかし、それも無理はありません。世の中にはたくさんの人がいて、それぞれの立場や環境、考え方も様々。私たちは他者と折り合いをつけながら毎日を生きています。
そんな中でストレスを感じたり、不安や怒りを感じてしまうのは自然なことだと思います。
スピリチュアルが必要な理由を考えてみた
心のバランスを整えるための手段として「スピリチュアル」を追求するのは私は多いにありだと私は思います。
特に勝敗を分ける局面では、自信や信じる気持ちがパフォーマンスを多いに左右する時があります。
人間は機械ではないから、体調がすぐれない時や気持ちが乗らない時はパフォーマンスは落ちるもの。ベストなパフォーマンスをする上でメンタルの安定は必要です。
たとえば、大事なプレゼンの前や好きな人に告白する前。どうしても緊張してしまう時、私は近所の神社に参拝に行きます。
神社の凛とした空気を吸って参拝すると気持ちが落ち着くのです。
スピリチュアルとのちょうどいい向き合い方
スピリチュアルの存在意義について触れてきましたが、スピリチュアルの追求を意識する上で気をつけたい点についても考えてみましょう。
自分に合う選び方
占い、ヒーリング、パワーストーン、瞑想……。さまざまなジャンルのスピリチュアルがありますが、スピリチュアルに「正解」はありません。
大切なのは、自分自身がしっくりするか、心が癒されるかどうか。
たとえばお気に入りのアロマを焚いてヨガのポーズにトライするだけでも、それは己と向き合うための立派な時間なのです。
しかし、情報があふれている今だからこそ、取捨選択が大切になってきます。
のめり込みすぎには要注意
スピリチュアルの世界において注意したいところは「スピリチュアルがすべてを解決してくれる」と思い込まないこと。
「信じる力」は無敵ですが、観察力や柔軟性を持たずに過信してしまうと時に恐ろしい存在になってしまいます。間違った選択をしてしまうと、カルト宗教に洗脳されたり、大金を費やしてしまう危険性だってあります。助けを求めている弱っている人を騙そうとする人を私は許せません。
しかし、本来のスピリチュアルは、自分の中にある「答え」に気づくためのきっかけであって、依存するものではないのです。そして、問題を解決するのはいつだって自分自身なのです。すべてを占いに頼ったり誰かの言葉に判断をゆだねてしまうと、自分で感じたり選んだりする力が弱くなってしまいます。
好奇心は大切にしつつ、冷静さも忘れないでいたいところです。
日常にゆるく取り入れてみよう
少し怖い話もしてしまいましたが、何も難しく考える必要はありません。
私がおすすめしたいのは以下の3つです。こういった習慣はお金がかかったり、他の人を傷つけることではないので、毎日の小さな習慣として安心して始めやすいと思います。
- ありがとうや嬉しいなど、ポジティブな言葉をたくさん使う
- 理想の未来を強く思い描く引き寄せの法則を意識
- アファメーションで肯定的な言葉で繰り返し宣言する
この手の情報はYouTubeにたくさんあがっているので気になる方は調べてやってみてくださいね。
スピリチュアルは”特別”じゃなくて、もっと”身近”なもの
以上、「スピリチュアルとは何か? その存在意義について」でした。
スピリチュアルは怪しいものでも特別なものでもありません。自分の内側に寄り添うための、感覚や考え方のひとつです。
結局のところ、今の状況をどう捉えるかは自分次第です。
ちょっとした言葉使いなどささやかなことからでも大丈夫。忙しくて自分を見失いがちな時こそ、スピリチュアルな感性を意識して「本当の自分」と向き合ってみませんか?