THREEの新作は、人と人が関係を深めていく「ティーシーン」にフォーカス。
個人が持つ思想は、会話とお茶の余韻とともに交換され、おのずと新しいアイデンティティが浮かび上がっていく 。
そんなかけがえのない時間を想起させる、「色」と「香り」のコレクションです。
今回は、NOWH編集長の松浦が実際に使用し、その魅力を深掘りレビューします。
加工アプリ不要? 毛穴レスな血色感溢れる肌に。『THREE セイクリッドスペース フェイスパウダー』

毛穴レスに仕上げるベースのホワイトパウダーの右サイドには、ツヤと温度感を演出するレッドパールをセット。2つをブレンドして乗せることで、内側から上気したような、自然な血色感あふれる肌が完成します。
指で触れた瞬間、驚くほど軽やかでシルキーな手触り。
肌に乗せると「粉」の感覚が消え、スッと溶け込むような一体感があります。 特に感動したのは、夕方になってもくすまないこと。
皮脂吸着効果が高いのに乾燥によるつっぱり感はなく、レッドパールの効果で、疲れた顔色もパッと明るく見せてくれました。**まさに「塗るレフ板」**のような頼もしさです。
紅茶のような温もりを。どんな肌色でもなじむ『THREE スターゲージングアイシャドウクアッド』

透明感ときらめきの「カラーヴェール」、上質なツヤの「サテン」、なめらかにフィットする「マット」、高い輝度感の「メタリック」。
4色4種の質感をひとつのパレットにセット。組み合わせ次第で自由自在な仕上がりが楽しめます。
全色重ねても色が濁らず、まるで紅茶が湯に溶け出すようなグラデーションに。初心者の方でもテクニックいらずで、プロ級の「抜け感」ある最旬顔が作れます。

実際に、今回はAを涙袋、Bをアイホール、Cを二重幅に乗せ、Dをアイライン代わりに使用。
特筆すべきは「D」の締め色。
濃い色なのに透け感があり、目元を優しく引き締めながらも、きつい印象になりません。
また、時間が経っても二重の溝に溜まることなく、つけたての美しい発色が続きました。春の陽だまりのような、温かみのある目元になれます。
※使用カラー『09 FLOWER SPACE【NEW】』
バームのようなとろけ心地。乾燥唇も「ぷるん」とよみがえる『THREE ドリームオン アリューリング リップスティック』

まるで美容液バームのようなテクスチャーで唇にフィット。 小じわや縦ジワが気になる人や、筆者のような乾燥しがちな唇の方でも、塗るだけで簡単に自然なツヤと発色を実感できるはずです。
唇に触れた瞬間、体温でじゅわっととろける感覚がたまりません。
『08 RED TEA』は、煮出した紅茶にミルクを一滴落としたような、まろやかなレッドブラウン。
決して重たくならず、自身の唇の色を透かして発色するので、鏡を見ずにささっと塗ってもサマになります。保湿力が非常に高く、リップクリームなしでも一日中潤いが続きました。
※使用カラー『08 RED TEA【NEW】』
指先に紅茶のニュアンスを。すりガラスのようなセミマット『THREE ネイルラッカー』

仕上がりは、輝きとツヤを内側に潜ませたようなセミマット。 伸びが良く、不器用さんでも使いやすい質感です。速乾性にも優れているため、外出前や多忙な時にも手軽にサッと彩ることができます。
塗った直後はツヤがあるのに、乾くとふんわりとした「すりガラス」のような質感に変化するのがユニーク!
一般的なマットネイルよりも透明感があり、重たく見えません。
紅茶の茶葉や、ティーウェアを思わせる絶妙な色合いは、オフィスでも浮かない上品さ。ハケのコシが絶妙で、不器用な筆者でもムラなく均一に塗れました。
※使用カラー『21 CONFIDENT BOOST【NEW】』 / 『22 FEEL BOOST【NEW】』
「呼吸」と「マインド」に着目したフレグランス『THREE エッセンシャルセンツ R』

まず、限定の『〈果実〉X08 AWAKENING BREAK』は、**シアーに溶け込む「果実」の煌めきが特徴で、フレッシュな目覚めのフルーツティーをイメージした香りです。**シュッとひと吹きすれば、まるでもぎたての果実のような瑞々しさが弾けます。
決して甘ったるさはなく、朝のシャワー上がりに纏いたくなるような、清々しい香りです。
一方の『〈種〉X09 TEA FOR US』は、ウッディで芳醇なスパイスティーを感じさせる香り。ランチ後の仕事始めや、勉強前の気分転換に最適な、オリエンタルなタッチです。
カルダモンやクローブを思わせるスパイスの奥に茶葉の深いコクを感じるその香りは、香水というよりは「お守り」のよう。心を落ち着かせたい時に頼りになる一本です。

心を和らげ、リラックスできる筆者イチオシのアイテムたち。
ぜひ、香り高い新春コスメで新しい一年をスタートさせましょう。