ポイントは「眉山」!2026年最新トレンド眉はコレ

ファッションと同じように、メイクもシーズンごとに“トレンド”が存在します。特に眉のトレンドは意識したいところ。眉は顔の印象の8割を決めると言われているだけに、時代遅れの眉を描いていると、顔全体が古臭く見えてしまいます。...

ポイントは「眉山」!2026年最新トレンド眉はコレ

ファッションと同じように、メイクもシーズンごとに“トレンド”が存在します。特に眉のトレンドは意識したいところ。眉は顔の印象の8割を決めると言われているだけに、時代遅れの眉を描いていると、顔全体が古臭く見えてしまいます。

そこで今回は、2026年最新眉メイクのトレンドと描き方のポイントをご紹介します。

2026年はトレンド眉の転換期! ポイントは「眉山」

まず、令和に入ってからの眉メイクのトレンドを振り返ってみましょう。

【令和1~3年(2018~2020年)/カラー眉】

令和1~2年頃はカラー眉が登場し、一躍ブームに。

平成の眉メイクといえばブラウンが主流。ライトブラウンやダークブラウンのアイブロウコスメで眉を描くのが一般的でした。そんな中、平成後半に登場し、令和に入って一気に注目されたのがカラー眉。ピンク、パープル、オレンジ、オリーブなど、遊び心のあるカラーのアイブロウパウダーが店頭に並ぶようになりました。

いつもの眉も、色を変えるだけでガラリと雰囲気が変わります。

ピンクブラウンは血色よくやさしげな印象に、パープルブラウンは落ち着いたレディライクな印象に、オレンジブラウンはヘルシーでカジュアルな印象に、カーキはキリっとクールな印象に仕上がります。

そんなカラー眉での印象チェンジを楽しむ人がこの頃から増えはじめ、今では多くのメーカーがピンクをはじめとしたカラー眉を定番カラーとして位置付けています。

【令和3~5年(2021~2023年)/平行眉・眉山レス】


昭和~平成の時代は、“太眉”、“細眉”、“平行眉”といった眉の形に分かりやすいトレンドがあり、多くの人がその形を目指す傾向がありました。しかし令和に入り、眉も多様性の時代に突入。

みんな同じ眉を目指すのではなく、自分好みの眉や自分に似合う眉を目指す人が増えてきました。そのため、昭和~平成の時代のような分かりやすい形のトレンドはありませんが、以下の形を好んで取り入れる人が多い傾向に。

≪平行眉≫
平行眉は平成時代に一大ブームを起こした眉。

2010年代はKARAや少女時代といった韓流アイドルブームが到来し、当時韓国で人気を集めていたオルチャンメイク(オルチャン=韓国語で「美少女」「美男子」の意)が日本でも大人気に。オルチャンメイクの特徴のひとつが太めの平行眉。それまで日本では、明るめのやや細めのへの字眉が人気を集めていたので、太めの平行眉を新鮮に感じた記憶がある人も多いはず。

その後、平行眉ブームはいったん落ち着きましたが、令和に入り、第2次平行眉ブームが到来。2020年代は『愛の不時着』をはじめとした韓国ドラマや、ITZY、aespa、NewJeans、LE SSERAFIMなどのK-POPガールズグループが人気を集め、当時彼女たちが取り入れていた明るめの平行眉が再び注目を集めました。

≪眉山レス≫
平行眉から派生するように、若い世代の間で取り入れる人が多かったのが眉山のない眉=眉山レス。平行眉が眉頭~眉尻までほぼ同じ高さで描くのに対し、眉山レスは眉頭が一番高く、眉尻に向かって下がるように描くのが特徴。

本来の眉山の位置に生えている眉毛を剃ったり抜いたりして、眉山をなくしている人が若い世代で多く見られました。

【令和6~7年(2024~2025年)/ゆるアーチ】

平行眉ブームが落ち着き、ここ最近はより自然で自眉のようなフサっとした立体感が感じられる毛並み眉がトレンドに。色はやや淡めのラテカラー、形は自眉を活かしたなだらかなアーチ型が注目を集めるように。

眉頭~眉尻まで同じ高さで描く平行眉とは異なり、アーチ型の眉は眉頭から眉山に向かって上昇し、眉山~眉尻に向かってなだらかに下がるデザインです。

骨格や筋肉のつき方を見ると、眉は本来眉山が一番高くなります。平行眉や眉山レス等の眉山がない眉は骨格や筋肉を無視して描く眉なので、骨格や筋肉とマッチせず、眉だけ貼り付けたような浮いた印象につながりやすいです。

アーチ型の眉をはじめ、眉本来の形を再現するような“眉山が感じられる眉”の方が自然かつ骨格を美しく際立たせて見せることができるため、特に今年は要チェック。2026年春夏コレクションのヘアメイクでも眉山が感じられる眉が多数見られました。

眉山のある眉は小顔に見える

眉山を意識して眉を描くことで、以下のようなメリットが期待できます。

(1) 骨格や筋肉にフィットした自然な仕上がり
眉山を意識することで骨格や筋肉と眉が連動しやすくなるので、平行眉や眉山レスより骨格や筋肉にフィットした自然な仕上がりを目指せます。

(2) 顔の立体感が際立つ
眉山には顔の折り目のような役割があります。顔の正面と側面の境目にあたるのが眉山。眉山までが顔の正面、眉山以降が顔の側面になります。眉山が一番高くなるように描き、眉山~眉尻を斜めに下げることで顔の側面が奥に引っ込んで見え、顔の立体感がより際立ちます。そして顔に陰影ができることで小顔にも見えます。

(3) 余裕のある小慣れた表情に見える
平行眉や眉山レスは眉下ラインを真っすぐに描くことから、目と眉の距離が近くなり、目力がUPします。しかし目力がUPする反面、気難しい表情に見えることも。一方、眉山のある眉は、眉頭から眉山に向かって上昇し、眉山~眉尻に向かって下げるデザインであるため、目と眉に一定の距離ができ、余裕のある小慣れた表情に仕上がります。

眉色と質感のトレンドもチェック!

形だけでなく、眉色や質感のトレンドもチェックしていきましょう。

まずは眉色。昨年から注目を集めているグレージュピンクブラウンが今年も引き続きトレンド傾向に。

ピンクブラウンは令和に入ってから人気を集め、今ではアイブロウの定番カラーの仲間入り。ブラウンよりやさしげで、やわらかな表情に仕上がり、血色感もUP。

グレージュは昨年人気に火がついた旬カラー。この春に発売予定のアイブロウコスメの新作にもグレージュが多く見られます。グレージュは小慣れた表情に仕上がり、眉毛の地毛に近い色であることからブラウンで描くよりも自眉となじみやすく自然に仕上がるというメリットもあります。

また、グレージュカラーの眉マスカラは自眉を自然にワントーン淡く見せることができ、色だけでなく毛質をやわらかく見せることもできます。

そして昨年に引き続き、やや淡めの軽やかなカラーが引き続き人気を集める傾向に。仕上げに眉マスカラで毛流れを整えたりアレンジしたりしてふさっとした“毛並み”を際立たせる眉メイクも引き続きトレンドです。

トレンド眉に仕上げるポイント

眉山が感じられるトレンド眉に仕上げるポイントは以下3つです。

(1)眉山の位置は“目尻の真上よりやや内側”

眉山の理想の位置は人それぞれ異なるため一概には言えませんが、眉山が感じられるトレンド眉に仕上げるには、目尻の真上よりやや内側にするのがポイント。描く前にアイブロウペンシルで薄く印をつけておくと眉山の位置がずれないのでおすすめです。

(2)眉山の高さは“眉頭より2~3ミリ高くする”

眉山が一番高くなるように描くには、眉頭より眉山を高い位置に設定する必要があります。目安は眉頭より2~3ミリ高くなるような位置。

(3)眉尻は“耳の付け根に向かって斜めに下げる”

眉山から眉尻は斜めに下げるのがポイント。耳の上側の付け根に向かってゆるい曲線で下げると自然な角度に仕上がります。

この3つのポイントを押さえるだけで、眉山が感じられる眉に仕上がります。

眉山はカクッと角をつけるのではなく、ややなだらかに描くと眉の筋肉にもフィットしやすいです。仕上げに眉マスカラで眉頭の毛を上や斜め上に向かって立ち上げると、ふさっとした立体感を演出でき、さらにトレンド感がUPします。

眉のトレンドを押さえると、顔全体が旬顔に見えます。
今年はぜひ眉山を意識して眉メイクをしてみてください。

著者プロフィール

玉村麻衣子

玉村麻衣子

美眉アドバイザー。眉の専門家。骨格・筋肉に沿った眉デザイン/眉メイクを理論的にご紹介。アイブロウセミナーやレッスンを日本全国で多数開催。PGC Schoolsにて眉デザイン講習を毎月開催中。各種メディアにて眉企画の監修も多数担当している。眉の技術者資格、美容師免許保有。