大人のプチプラメイク術。賢く美しく

高いコスメじゃなくても大丈夫!美容ライターの木村恵理が、プチプラコスメを使った大人のメイクテクニックと、買って良かったアイテムをご紹介します。

大人のプチプラメイク術。賢く美しく

「えっ、それCANMAKE?」

先月のこと。久しぶりに会った友人に、使ってるリップの色を褒められました。てっきりデパコスだと思った彼女、858円と聞いて絶句。

私も昔は「プチプラ=安かろう悪かろう」って思い込んでいました。でも美容部員として働いていた時、ある事実に気づいたんです。実は、プチプラとデパコスの中身、意外と似てるものが多い…(これ以上は企業秘密)。

退職してから200個以上のプチプラコスメを試してきた私。今では、自分なりに満足できる仕上がりを手頃な価格で実現できるようになりました。今日は、その工夫をお教えしますね。

※個人の使用感や感想であり、効果には個人差があります ※肌に合わない場合は使用を中止し、異常があれば医師にご相談ください

ベースメイクこそプチプラで!

ベースメイクこそプチプラで!

美容部員時代、よくお客様から「プチプラのファンデって大丈夫?」って聞かれました。

答えは「選び方次第でむしろ得する」です。

私の神ファンデ

メディアのクリームファンデーション(1,320円)。

正直、5,000円のデパコスと並べて使っても違いが分からないレベル。カバー力もあるし、夕方まで崩れない。ただし、塗り方にコツがあって、少量を薄く伸ばすこと。厚塗りするとプチプラ感が出ちゃいます。

セザンヌのUVファンデーション(748円)も優秀。こっちは「今日は手抜きしたい」って日用。サッと塗れて、それなりに見える。コスパ最強です。

逆に避けたいのが、安すぎるプレストパウダー。粉が粗くて毛穴が余計目立つんです…(経験談)。

クマ隠しの救世主

キャンメイクのカラーミキシングコンシーラー(858円)は本当に凄い。

3色を混ぜて使えるから、その日のクマの色に合わせて調整できる。「今日は青クマかな」「茶クマだな」って感じで。美容部員時代に使ってた5,000円のコンシーラーより優秀かも。

韓国コスメのTHE SAEM(495円)も侮れません。カバー力がすごくて、シミもニキビ跡もしっかり隠せる。ただ、乾燥しやすいから保湿は必須です。

ポイントメイクは「遊び心」で選ぶ

ポイントメイクは「遊び心」で選ぶ

アイシャドウの実力派

エクセルのスキニーリッチシャドウ(1,650円)。

これ、本当にプチプラ?って疑うレベル。粉飛びしないし、夕方までよれない。ブラウン系は特に優秀で、どんなシーンでも使える。私は3つ持ってて、気分で使い分けてます。

キャンメイクのパーフェクトスタイリストアイズ(858円)は「今日は違う色にチャレンジ」って時に。失敗しても858円なら許せるでしょ?(笑)

リップは気分で変える

オペラのリップティント(1,650円)は、もはやプチプラ界の女王。

朝塗って、ランチ後も色が残ってる。マスク生活でも落ちにくいから重宝してます。「花嫁リップ」って呼ばれる05番は、誰でも似合う魔法の色。

ちふれの口紅(385円〜550円)も好き。この値段で30色以上あるから、季節ごとに新色買っても罪悪感ゼロ。マット系が特に優秀で、デパコスのマットリップと遜色ない仕上がり。

40代が避けるべき「罠」アイテム

40代が避けるべき「罠」アイテム

失敗から学んだ、買っちゃダメなやつをお伝えします。

キラキラ系の罠

ギラギラのハイライト、要注意です。私も「ツヤ肌になれる」って買ったけど、シワが余計目立って老けて見えました…。ツヤは欲しいけど、ギラギラはNG。

マット地獄

マットすぎるリップも危険。唇の縦ジワが強調されて、カサカサに見える。保湿してからつけても限界があります。セミマットくらいがちょうどいい。

色選びの失敗

青みピンクのチーク、20代なら可愛いけど40代には鬼門。肌がくすんで見えます。コーラル系かベージュ系が無難。

真っ赤なリップも同じ。歯の黄ばみが目立つから、朱色系かブラウンレッドがおすすめ。

プチプラ美容の「賢い買い方」

プチプラ美容の「賢い買い方」

私の買い物ルール

ベースメイクにお金をかけて、ポイントメイクは遊ぶ。これが鉄則。

ファンデとコンシーラーだけはある程度良いものを。といっても1,500円以下で十分。でもアイシャドウやリップは500円〜1,000円で冒険。失敗しても痛くないから、新しい自分を発見できる。

買い時を狙え!

9月と3月が狙い目。新作前のセールで定番品が安くなります。

あと、限定色に飛びつかないこと。結局使いこなせなくて、定番色に戻るんです(何度も経験済み)。

使い切れる量を買う

マスカラは3ヶ月、リップは1年で使い切れる量を。酸化したコスメは肌に悪いし、発色も悪くなる。

まとめ:プチプラでも「キレイ」は作れる

まとめ:プチプラでも「キレイ」は作れる

美容部員を辞めて、プチプラコスメの可能性に目覚めた私。

今では月の化粧品代は5,000円以下。でも「肌キレイだね」「メイク上手」って言われる回数は増えました。

大切なのは値段じゃなくて、選び方と使い方。プチプラだって、賢く選べばあなたをもっと素敵に見せてくれる。

明日、ドラッグストアに行ったら、まずはCANMAKEのコンシーラーを手に取ってみて。858円であなたのクマ、消えますよ。

著者プロフィール

編集部

NOWH編集部。ゆらぎ世代の女性たちに向けて、日々の生活に役立つ情報やトレンドを発信しています。