40代が知らないと損する「まつエク vs マツパ」の正しい選び方

マツパとまつエクの基本と“違いが出るポイント”

まつ毛は1日に数本ずつ抜け落ち、約100〜150日のサイクルで生え変わるという基礎データはご存じでしょうか。片目あたりの上まつ毛本数はおおよそ100〜150本と言われ、加齢や摩擦で密度・太さは変化します。だからこそ、見た目の印象を左右するまつ毛ケアは、単なるおしゃれではなく日々の身だしなみや気持ちの立て直しにも直結します。編集部が各種データやサロン事例を分析すると、ここ数年でマツパ（ラッシュリフト）は「地まつ毛を活かす」選択として支持を伸ばし、エク（まつエク）は「密度・長さを補う」手段として根強い人気を維持しています。どちらが正解かは一律に決められません。大切なのは仕上がり、持ち、コスト、そしてあなたの生活リズムに馴染むかという観点で選ぶこと。きれいごとだけでは済まない朝の5分をどう取り戻すか、その視点で整理します。なお、まつ毛パーマ液による目の炎症・かぶれ等の危害情報が増加しているとの自治体の注意喚起もあります[2]。

仕上がりとデザイン自由度の違い

マツパは自まつ毛の根元からカールを形づくる技術で、薬剤とロッドで立ち上げ角度を調整します。仕上がりは自まつ毛の長さ・本数・太さに左右されますが、目のフレームをすっきり見せたい、白目の見える範囲を広げたい、というニーズに合いやすいのが特徴です。対してエクは専用の接着剤で人工毛を自まつ毛1本ずつに装着し、長さ・太さ・カール・本数を自在に設計できます。すき間をカバーしたい、マスカラなしで存在感が欲しい、横顔でもボリュームが欲しい、という願いに応えやすいのが強みです。

ナチュラルな透明感を目指すなら、マツパの根元立ち上げはまぶたの陰を持ち上げる効果が出やすく、オフィスでも浮きにくい印象です。マスカラの質感で濃さを日替わり調整できる自由度も魅力で、いわば素顔を底上げするアプローチ。一方でエクは長さ・太さ・カール・配置の設計幅が広く、目幅を補正したり、下がり目をリフトして見せたり、すき間を点で埋めたりと、造形的なデザインが可能です。ボリュームラッシュでふわっと軽く密度を出すのか、フラットラッシュで軽さと持ちを両立するのかなど、素材選びでも質感が変わります。

持ち・メンテナンス・当日の注意

持ちで比較すると、マツパはおよそ6〜8週間カール感を楽しめるケースが多く、まつ毛の成長に合わせて自然に馴染んでいきます。エクは自まつ毛の生え変わりと共にバラつきが出るため、3〜4週間でのリペア来店を勧められることが一般的です。費用感は地域やサロン、素材で幅がありますが、マツパは1回5,000〜8,000円、エクはデザインにもよりますが装着とリペアを含め月8,000〜12,000円前後になることが多い印象です。施術当日はどちらもこすらない・湿気を避ける・油分を控えるといった配慮で持ちが変わります。エクは接着安定までの数時間は水濡れと蒸気を控えめに、マツパは24時間は強い摩擦やオイルリムーバーを避けるなど、サロンの指示に従うのがベストです。なお、エクで用いる接着剤やリムーバーは目元への刺激となる場合があり、健康被害の相談も自治体に寄せられています[3]。市販の消費者向けまつ毛グルーからホルムアルデヒドが検出された研究報告もあり、敏感な人は特に注意が必要です[4].

ライフスタイル別に考える：エクか、マツパか

朝の支度時間が限られ、マスカラとビューラーの行程を丸ごと省きたいなら、マツパがシンプルに効きます。根元が上がるだけでアイラインが要らなくなる人もいて、マスク着用時もまつ毛の影が落ちにくいのが実感ポイントです。逆に、もともと自まつ毛が短い・まばら・細いといった悩みがあり、メイクの土台からボリュームが欲しいならエクの設計力が頼りになります。イベント前など存在感を一気に上げたい時にも向いています。

コンタクト派やスポーツ習慣がある人は、汗や涙の影響を想定したいところ。エクは装着本数が多いほど洗顔・タオルドライ時の丁寧さが必要なので、忙しい夕方以降にケアが雑になりがちな人はマツパのほうがストレスが少ないかもしれません。逆に、アイメイクが好きで質感を変える楽しみを残したい人は、マツパ＋薄膜マスカラの運用が心地よく、季節や気分で濃度調整ができます。眼鏡をかける場合は、フレームやレンズ距離との相性でエクの長さがレンズに当たることがあるため、短めデザインにするかマツパで根元を上げて毛先は長く見せる、といった選択が現実的です。

時短とコスパを数字でイメージする

1日あたりのアイメイク時間を5分と仮定して、マツパでビューラーと重ね塗りを省ければ、ひと月で約150分が戻ってきます。エクはベースの濃さが出ている分、アイラインやシャドウを薄くするだけで仕上がる日が増え、会食や夕方のリタッチも短縮できます。コスト面は、マツパが6〜8週間に1回で5,000〜8,000円前後、エクは初回装着と月1回のリペアで合計8,000〜12,000円程度というケースが目安です。時間に価値を置くなら、施術に行く頻度と自宅ケアの手間を合わせた“総時間”で考えると納得感が出ます。

敏感さ・刺激の感じやすさで見る相性

刺激の感じやすさは個人差が大きく、どちらが絶対に優しいとは言い切れません。エクは接着剤（グルー）への反応、マツパは薬剤への反応がそれぞれ起こりえます。心配がある場合はカウンセリングで成分の説明を受け、パッチテスト可否や低刺激商材の用意、施術中の目元保護方法を確認しましょう。消費生活相談の分析でも、まつ毛関連の危害で「治療1週間未満」が31.4％、「医者にかからず」が35.2％であった一方、「1カ月以上」となる長期例も4.0％報告されています[5]。まつ毛パーマ液の目的外使用や誤った取り扱いは目の炎症等のリスクを高めるため注意が必要です[6]。さらに、一部の化粧品・接着剤成分の健康リスクについては、見直しの必要性を指摘するレビューもあります[7]。まぶたの皮膚が薄く乾燥しやすい時期は、施術前後の保湿を丁寧に行うと違いが出ます。保湿ケアの工夫としては、目元専用のアイクリームを少量ずつ重ねるなどのレイヤリングを見直すと安心です。

40代の目もと悩みに寄り添う選び方

35〜45歳は、皮脂量やまぶたの厚み、毛のハリ感が変わる時期。下向きまつ毛や目尻の影が気になるなら、マツパで根元だけをしっかり立ち上げ、毛先はやや丸みを残す設定にすると強さが出すぎず上品です。まつ毛のすき間や左右差が目立つなら、エクで密度を補いながら目頭・黒目上・目尻の配置バランスを整えると、疲れて見えにくくなります。どちらを選んでも、長期的には自まつ毛のコンディションが仕上がりを左右するため、日々のケアを味方につけたいところです。成分選びの基礎は、編集部のガイド「まつげ美容液の最新ガイド」も役立ちます。

アフターケアと日常の小さな工夫

帰宅後の洗顔では、熱いシャワーを直接当てず、泡を転がすように優しく洗うだけで持ちが変わります。タオルは押し当てるだけにして、コームで毛流れを整える一手間も効果的です。就寝時にうつ伏せが多い人は、横向きに切り替えるだけでも朝の乱れが減ります。アイクリームはまつ毛の根元にべったり付かないよう、骨の上に薄く置く感覚が安心です。エクの場合はオイルフリーのクレンジングを選ぶか、使いたいオイルが決まっているならサロンで相性の良いグルーを相談しましょう。朝のメイク短縮アイデアも、自分のルーティンに合う範囲で取り入れて。

サロン選びとカウンセリングの質

仕上がり満足度の差は、技術だけでなくコミュニケーションの質に出ます。来店時は、普段のメイク写真や「こうなりたい」イメージを2〜3枚用意し、生活習慣（スポーツ、サウナ、スキンケアの好み、アイメイクの頻度）を正直に伝えるのが近道です。相談の場では、使うグルーや薬剤の種類、持ちの目安、オイルクレンジング使用可否、施術後24時間の注意点、リペアポリシーと料金、オフの方法と費用などをひと通り聞けると安心です。東京都の消費生活相談窓口には、施術中の接着剤が目に入る等による危害の相談が年に20件程度寄せられており、適切な説明・衛生管理を行うサロン選びが重要です[1]。まつ毛エクステやパーマによる健康リスクの可能性を示す研究報告もあり、リスク説明を受け、同意のうえで施術に臨みましょう[8]。料金表示が明確で、衛生管理やアフターケア説明が丁寧なサロンは、長く通うときに信頼できます。

実践ステップ：初めてでも失敗しない進め方

最初に、今回の目的をひと言で決めます。たとえば「朝の5分短縮」なのか「写真映えのボリューム」なのかで、選ぶべきメニューとデザインは変わります。次に、解決したい悩みを具体化します。下がりやすい、まばら、短い、敏感で沁みやすい、といった言葉に直すだけで伝わり方が変わります。予約前には、仕事の会議や運動の予定、温浴施設の予定など、施術直後に避けたい行為が重ならない日を選ぶと安心です。当日はマスカラ・ビューラー・油分多めのスキンケアを避け、すっぴんに近い状態で向かいます。初回は控えめの設計にして、1週間の過ごしやすさを観察し、次回微調整するのが上手なやり方です。仕上がりの好みは言語化が難しいものですが、写真と生活実感をメモしておくと、サロンとの共通言語が増えます。睡眠やスキンケアの習慣を整えることも、結局は最良の“持ちUP”策です。

まとめ：いまの自分にフィットする“軽やかさ”を

結論はシンプルです。自分のまつ毛を活かして身支度を軽くしたいならマツパを、土台から密度と長さを足して印象を底上げしたいならエクを。どちらも正しく選べば、朝の迷いを減らし、鏡の前で背筋が伸びる瞬間を増やしてくれます。大切なのは、目的・生活・予算・肌の敏感さを同じテーブルに載せて考えること。もし今週、どちらかを試すなら、まずは“これだけは譲れない”条件をひとつ決めて予約してみませんか。次の来店で微調整する前提で動き出せば、完璧を求めすぎなくて大丈夫です。あなたの毎日に合う軽やかさは、もう手の届くところにあります。

参考文献

1. 東京都生活文化スポーツ局 消費生活部「まつ毛エクステンションによる危害」 https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/eyelash_extensions.html#:~:text=%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E6%AF%9B%E3%82%92%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%8E%A5%E7%9D%80%E5%89%A4%E3%81%A7%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%92%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%92%E9%95%B7%E3%81%8F%E6%BF%83%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AB%E4%BA%BA%E6%B0%97%20%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82%20%E6%B5%81%E8%A1%8C%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%A7%E3%80%81%E9%83%BD%E3%81%AE%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%96%BD%E8%A1%93%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%82%80%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%81%E6%8E%A5%E7%9D%80%E5%89%A4%E3%81%8C%E7%9B%AE%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%AD%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%8D%B1%E5%AE%B3%E3%81%AE%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%81%8C%E3%80%81%E5%B9%B4%E9%96%9320%E4%BB%B6%E3%82%82%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
2. 渋谷区「まつ毛パーマによる危害情報」 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kenko/eisei/kankyo/matuge_pe.html#:~:text=%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E3%80%81%E7%9B%AE%E3%81%AB%E7%82%8E%E7%97%87%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%B6%E3%82%8C%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%8D%B1%E5%AE%B3%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%8C%E5%A2%97%E5%8A%A0%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%20%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%8C%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%97%E3%81%9F%E5%8D%B1%E5%AE%B3%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E5%88%86%E6%9E%90%E3%82%84%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%B6%B2%E3%80%8D%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
3. 千葉市「まつ毛エクステンションについて」 https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seikatsueisei/27matugeekusute.html#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%A4%E6%AF%9B%E3%82%92%E9%95%B7%E3%81%8F%E6%BF%83%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%86%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
4. Park J et al. Formaldehyde in consumer eyelash glues. PubMed PMID: 35674514. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35674514/#:~:text=Results%3A%20For%20consumer%20eyelash%20glues%2C,were%20positive%20for%20formaldehyde
5. 国民生活センター「PIO-NET危害情報（まつ毛関連）」2015年6月4日公表 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150604_1.html#:~:text=,%E5%8D%B1%E5%AE%B3%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%AF%E3%80%8C%E6%B2%BB%E7%99%821%E9%80%B1%E9%96%93%E6%9C%AA%E6%BA%80%E3%80%8D%E3%81%8C31.4%EF%BC%85%E3%80%81%E3%80%8C%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%9A%E3%80%8D%E3%81%8C35.2%EF%BC%85%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%80%81%E3%80%8C1%E3%82%AB%E6%9C%88%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%82%824.0%EF%BC%85%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
6. 新潟市「まつげパーマ液の目的外使用に注意」 https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/kankyo/kankyoeisei/kankyoeisei/ribiyou/matsuge-perm.html#:~:text=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%96%E7%94%A8%E5%89%A4%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84%E5%A4%96%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%EF%BC%81
7. Review on cosmetic substances and health risks. PubMed PMID: 35088905. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35088905/#:~:text=meta,cosmetic%20substances%20and%20need%20reconsideration
8. Japanese Journal of Hygiene 68(3):168. 健康リスクに関する研究報告 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/68/3/68_168/_article/-char/ja/#:~:text=Results%3A%20In%20total%2C%20205%20%2810.3,the%20potential%20health%20risks%20of