「やさしい顔」は眉で作る!ポイントは色と眉頭

やさしい雰囲気に見せたいのに、イマイチあか抜けない……。実はいつもの眉メイクを少し変えるだけで、顔の印象を一気にやわらかく見せることができます。眉色と眉の描き方で叶える「やさしい顔」のコツをご紹介。

「やさしい顔」は眉で作る!ポイントは色と眉頭

最近は「やさしい雰囲気に見せたい」「やわらかい表情に見せたい」という人が多い傾向にあります。ただ、やさしい雰囲気を出すためにヘアメイクを工夫したものの、イマイチあか抜けない……とお悩みの人は少なくありません。

実はいつもの眉メイクを少し変えるだけで、顔の印象を一気にやわらかく見せることができるんです。メイク全部を変えようとすると難しいように感じますが、眉だけならそう難しくはありません。

眉は顔の印象の8割を決めると言われているパーツ。まずは眉から“やさしい顔”を目指してみてはいかがでしょうか。

眉色を変えるだけで表情が穏やかに見える

やさしい顔を目指したいとき、一番簡単な方法が眉色を変えること。

髪色と同じようなブラウン系のアイブロウパウダーを使っている人が多いと思いますが、いつものブラウン系からピンクブラウン系のカラーに変えるだけで印象が激変。眉の形や描き方は変えずとも、顔に血色感がプラスされ、やさしげで多幸感あふれる表情に仕上がります。

最近は色々なブランドからピンクブラウン系のアイブロウパウダーが発売されているので、一度試してみるのがおすすめ。

ピンクブラウン系カラーを自然に取り入れるメイクのポイントは以下。

≪使うアイテムはコチラ≫
・ヴィセ フラッフデザイン アイブロウパウダー BR-4ピンクブラウン
・スージー エキスパートスージー スリムエキスパートR 03 ディープブラウン
・デジャヴュ アイブロウカラー ピンクブラウン

①毛が足りない部分は先に暗めの色のペンシルで描き足す

描き足しが必要な部分がある人は、先にアイブロウペンシルで描き足します。重要なのが
暗めカラーのアイブロウペンシルを使うこと。グレーやグレイッシュブラウン、ダークブラウンをはじめとした自眉に近い暗めカラーで描き足すのがポイント。ピンク系カラーのアイブロウペンシルで描き足してしまうと、ピンクの主張が強くなり過ぎる可能性があるので、暗めカラーを選ぶのがおすすめ。

また、アイブロウパウダーで描き足してもよいのですが、地肌にピンクブラウン系のアイブロウパウダーがのると、同じくピンクの主張が強くなり、髪色や他のメイクの色味とのバランスをとるのが難しくなることも。

地肌への描き足しは自眉に近い暗めカラーのペンシルがおすすめです。

②アイブロウパウダーを眉全体にのせる

先が丸くふさっとしたラウンド型のブラシを使い、眉全体にピンクブラウン系のアイブロウパウダーをのせます。中間色にほんの少し濃い色をまぜながら、好みの濃さに仕上げてゆきます。

アイブロウパウダーをのせるときは、まず黒目の真上から眉尻に向かって色づけていきます。眉頭は一番最後。ブラシに残ったアイブロウパウダーをなじませる程度でOK。

③眉マスカラを表面にサッとのせる

自眉の黒さが気になる人は、仕上げに眉マスカラを使うのもおすすめ。使うのはアイブロウパウダーと同じピンクブラウン系カラー。一番毛が密集している眉中を中心に、表面を軽くなでるようにサッとのせる程度でOK。地毛の黒さがちょうどよく緩和され、眉全体がまろやかな色味に。

地毛をしっかり染めようとして、色々な方向から逆毛を立てるようにガシガシブラシを動かすのはNG。眉毛にごってりと液体がついてしまい、眉毛一本一本が太くゴワゴワに仕上がりやすいので要注意。つけ過ぎたときは、まつ毛用コームやスクリューブラシを使って毛流れに沿ってさっととかすと、不要な液体がとれます。

これで自然なピンク眉に仕上がるので、ぜひ試してみてください。

手持ちのコスメで手軽にピンク眉が試せる

ピンクブラウン系の眉に挑戦してみたい気持ちはあるけど、似合うか分からないからなかなか手が出せないという人も多いかと思います。そんな人は、手持ちのコスメを使ってピンク眉気分を体験するのがおすすめ。

使うのはパウダーチークやアイシャドウ。

まずおすすめしたいのがパウダーチーク。いつものブラウン系の眉メイクを描いたら、ピンクやコーラル系のパウダーチークをラウンド型のアイブロウブラシにとり、眉全体にふわっとのせます。たったこれだけで眉全体がほんのりピンクに。

次におすすめなのがアイシャドウ。パールやラメが少なめのピンクやコーラル系のアイシャドウをラウンド型のアイブロウブラシにとり、いつもの眉の上から眉全体にふんわりのせるだけ。眉全体に赤みがプラスされます。同じ色のアイシャドウを目元にも使うと、眉と目元の色味に統一感が出るのでおすすめです。

ちなみにパールやラメが多いアイシャドウを使うと、眉が不自然に光を反射したり、キラキラしすぎたりしてしまいます。マット系のアイシャドウや、パールやラメが少ないタイプを使うのが自然に仕上げるポイントです。

このように、手持ちのコスメでも手軽にピンク眉気分が味わえるので、ぜひ試してみてください。

眉頭の位置は「やや外側」が穏やかに見える

今の眉頭の位置をぜひ鏡でチェックしてみてください。小鼻のくぼみより内側になっている人は要注意。眉頭は内側にすればするほど、左右の眉頭同士が近くなり、眉間にしわを寄せたような不機嫌な表情に見えやすくなります。

やさしい顔を目指したいときは、眉頭の位置を“小鼻のくぼみの真上か、それよりやや外側”にするのがポイント。小鼻のくぼみの真上より内側に生えている毛があればカットして、眉頭の位置を整えてみてください。

ちなみに眉頭は外側にすればするほどやわらかい表情に見せることができますが、目頭の真上より外側にするのはNG。左右の眉同士が離れ過ぎると、鼻が低く見えたり、顔の横幅が広く見えたり、目と目が離れて見えたり……様々なデメリットが発生するので注意が必要です。

眉頭の角度は「ななめ」が鉄則

同じ眉を描いても、眉頭の角度で顔の印象は大きく変わります。

たとえば、眉頭を90度以上にしてしまうと、キリリと勇ましい表情に見えやすくなるので要注意。やさしい顔を目指す場合、眉頭はななめにすることが大切。60~80度程度を目安にすると、自然な表情に見えます。また、ななめにすることで眉頭と鼻筋の骨格がつながって見えることから、目鼻立ちをより美しく際立たせて見せる視覚効果も期待できます。

眉頭の角度が90度以上ある人は、不要な毛を根元からカットして眉頭の角度を調整してみてください。

眉頭1㎝はしっかりぼかす

眉メイクをした後、眉頭1㎝はしっかりぼかすことが大切です。眉頭を濃くしっかり描いてしまうと、眉間に力が入ったキツい表情に見えやすくなります。また、眉頭が濃いと、眉全体が濃く太く見えやすくなるのでNG。

眉頭をぼかすときは、スクリューブラシを使います。スクリューブラシを床と平行になるように持ち、眉間に向かって3~5回ぼかします。次に上に向かって3~5回ぼかします。スクリューブラシは力を入れすぎず、歯ブラシより軽いタッチを意識するときれいにぼかすことができます。

今回ご紹介したように、眉色や眉頭を少し意識するだけでやさしい顔に見せることができます。ぜひ試してみてください。

著者プロフィール

玉村麻衣子

玉村麻衣子

美眉アドバイザー。眉の専門家。骨格・筋肉に沿った眉デザイン/眉メイクを理論的にご紹介。アイブロウセミナーやレッスンを日本全国で多数開催。PGC Schoolsにて眉デザイン講習を毎月開催中。各種メディアにて眉企画の監修も多数担当している。眉の技術者資格、美容師免許保有。