肌の乾燥が気になるときに使いたくなるフェイスクリーム。今回は意外と知らないフェイスクリームの特徴や選び方、使い方が似ている乳液との違いと合わせて、おすすめのアイテムフェイスクリームを紹介いたします。
フェイスクリームの特徴
フェイスクリームは油分と水分を含んでいて、肌の保湿と保護をするためのアイテムです。
よく「スキンケアの仕上げにクリームでフタをする」という表現を目にしますが、これは化粧水などで肌に与えたうるおいが蒸発するのを防ぐという役割があるためです。
また、フェイスクリームには肌に足りない油分を補う役割もあり、さらに配合されている成分によって様々な効果が期待できます。
フェイスクリームは油分が多く、しっとりとした使用感のものが多いため、皮脂の分泌量が少ない乾燥肌の方に特におすすめです。
フェイスクリームの選び方
使用感で選ぶ
スキンケアアイテムを選ぶ際、重要なのが使用感。
いくら効果が期待できるからといっても、使用感が好みのものでなければ使い続けるのが難しい場合もありますよね。
フェイスクリームにはジェルクリームなどのようにみずみずしい使用感のものや、こっくりとした重めの使用感のものなど、意外と幅広い使用感のものがあります。
自分の好みに合ったフェイスクリームを使うようにしましょう。
成分で選ぶ
気になる肌悩みがある場合、その悩みに効果が期待できる成分が配合されているクリームを選びましょう。
肌の乾燥が気になる方は「セラミド」や「ヒアルロン酸」など、保湿効果が期待できる成分。
肌のくすみが気になる場合は「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」などの美白効果が期待できる成分がおすすめです。
使うタイミングで選ぶ
フェイスクリームはどんなタイミングで使うのかによって選ぶことも大切です。
例えば、朝のスキンケアに使う場合、油分が多く重めのテクスチャーのものを使ってしまうとその後のメイクが崩れやすくなってしまいます。
そのため、朝は油分が少なく水分量の多い軽めのものを選び、夜は油分が多くしっとり感が強いものを選んで、朝晩のスキンケアでフェイスクリームを使い分けることもおすすめです。
おすすめフェイスクリーム3選
たくさん種類があるフェイスクリームですが、今回はドラッグストアでも気軽に買えるプチプラなフェイスクリームを3つご紹介します。
1.乾燥さん 薬用しっとりクリーム【医薬部外品】
あらゆる肌トラブルの原因となる乾燥をケアするフェイスクリーム。
保湿ケアだけでなく、美白*1・シワ改善*2の有効成分としてナイアシンアミド、肌あれ・にきびを防ぐ有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを配合していることも特徴です。
また、乾燥ケアのためのうるおい成分としては**人型セラミド*3、アミノ酸*4、ワセリン(保湿)を配合しています。
高い保湿効果ながらジェルのように軽やかなテクスチャーで、するすると肌に伸びてべたつかず、バームのように肌にピタッと密着してうるおいを閉じ込めます。
肌の乾燥が気になるけど、美白*1も年齢肌も気になる**という方におすすめのクリームです。
*1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
*2 シワを改善する
*3 ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン、N–ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、N–ステアロイルフィトスフィンゴシン、ステアロイルオキシヘプタコサノイルフィトスフィンゴシン
*4 DL–アラニン、L–アルギニン、L–セリン、L–プロリン、L–グルタミン酸、L–ロイシン、グリシン(以上、全て保湿)
2.ミノン アミノモイスト モイストチャージ クリーム
ミノンのフェイスケアライン『「ミノン アミノモイスト』」は、季節の変わり目などでゆらぎやすく、乾燥しやすい敏感肌に向けの敏感肌・乾燥ケアライン。
保湿だけでなく肌の美しさも追求されていて、乾燥による肌あれや肌の粉ふき・ゴワつき、化粧ノリの悪さなどに悩む方におすすめです。
そんなミノン アミノモイストシリーズのフェイスクリーム「モイストチャージ クリーム」は、濃密なうるおいで角質層を長時間包み、乾燥ダメージから肌を守る効果が期待できるアイテムです。
テクスチャーはやや硬めでコクがありますが、肌にのせるととろけるように伸び広がってなじみ、肌にピタッと密着。やわらかで透明感のある肌へと導きます。
乾燥しがちな敏感肌の方だけでなく、低刺激処方のフェイスクリームをお探しの方にぴったりなアイテムです。
3.アクアレーベル スペシャルジェルクリーム EX (ブライトニング)
濃密なジェルクリームが肌のキメの奥までじゅわ〜と浸透*1するオールインワンタイプのアイテム。
美白有効成分の4MSKや保湿成分としてWヒアルロン酸&コラーゲンGLを配合しているので、美白*2ケアと保湿ケアの両方を叶えます。
通常のフェイスクリームと同様にスキンケアの仕上げに使うこともできますが、オールインワンなので化粧水・乳液・クリーム・美容液・マスクの5つの機能があり、スキンケアの時間を短縮したいという方にもおすすめ。
いつものスキンケアは洗顔の後に顔全体になじませるだけでOKですし、乾燥が気になるときや特別な日の前のスペシャルケアにはいつものケアの後に重ね塗り。
さらに、夜のスキンケアではたっぷり顔全体に塗り広げてナイトマスク感覚**で使うこともできるクリームです。
*1 角層まで
*2 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
クリームと乳液の違い
「スキンケアの仕上げにクリームでフタをする」という点では乳液も同様の役割がありますが、クリームと乳液にはどのような違いがあるのでしょう。
乳液はバランス良く水分と油分が配合されていて、みずみずしく軽やかなテクスチャーが特徴です。また、乳液には適度に水分が配合されているので、肌を柔らかくなめらかにする効果も期待できます。
クリームは乳液に比べると油分が多く含まれていることが特徴です。クリームはジェルタイプのみずみずしいものもありますが、多くの保湿クリームは油分がたっぷりと配合されているため、しっとりとした肌に仕上がります。
クリームと乳液の使い分けポイント
スキンケアにおいて、同じ役割だからこそクリームと乳液、どちらを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
もし、乾燥はそれほど気にならない、どちらかといえば脂性肌でテカリが気になるという方は乳液を選ぶのがおすすめ。
乾燥は気になるけど使用感が重いのは苦手という方も乳液がおすすめですが、みずみずしいテクスチャーのジェルクリームもおすすめです。
また、乾燥が気になるのでしっかり保湿してうるおいを逃したくない方は、コクのあるリッチな使用感のクリームがおすすめですが、実はクリームと乳液の合わせ技もおすすめ。
クリームも乳液も水分と油分が含まれていますが油分量とテクスチャーが異なるので、テカリが気になるTゾーンは油分が少なく軽い使用感の乳液、乾燥が気になる頬は油分が多くしっとりとした使用感のクリームと使い分けるのも◎。
さらに、化粧水の後にまずは乳液を使って肌を柔らかくなめらかに整え、クリームでしっかりフタをすることでよりうるおいに満ちたツヤのある肌へと導くことができます。
まとめ
フェイスクリームはたくさんの種類があり、製品によって含まれる成分や使用感が異なります。
自分の肌悩みに合わせたものを選ぶことはもちろんですが、使うタイミングや使用感など好みに合わせたものを選ぶことで、美肌へと導くだけでなくスキンケアの時間をより良いものにしてくれるはずです。
ぜひこちらの記事を参考に、自分に合ったクリームを見つけてくださいね。