「また生理前のイライラが始まった…」
月に一度、気持ちが揺れる時期。頭痛やむくみ、理由のない涙に戸惑うこともあります。薬に頼るのはためらうけれど、何かできることはないかと試行錯誤してきました。
本記事は個人の体験談を基にした情報提供を目的としており、医学的な診断、治療、予防を目的としたものではありません。ハーブやアロマは食品または雑貨であり、医薬品ではありません。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られることを保証するものではありません。
そんな中で私が試して続けてきたのが、ハーブやアロマの活用。最初は半信半疑でしたが、私個人の体験として「取り入れてよかった」と感じることが増えました。アロマセラピストとしての経験をもとに、日常で無理なく使える方法や注意点をお伝えします。

生理前の不調で私が試したハーブ(個人の体験)
チェストベリーとの出会い
生理前に気分が不安定になりがちだった私が、試してみたハーブの一つです。私の場合はサプリを数ヶ月続けてみて、自分では変化を感じる時もありました。ただし、全ての人に同じような変化が起きるわけではありませんし、使い方や感じ方には個人差があります。クライアントさんの中にも似たような感想を持つ方がいらっしゃる一方で、特に変化を感じなかった方もいます。製品として使用する場合は表示をよく読み、不安があれば医師や薬剤師に相談してください。
セントジョーンズワートについての私見
私個人の体験や周囲の話として、気分の波が穏やかになったと感じるケースを聞くことがあります。ただし、薬との相互作用が報告されているため、医薬品を服用中の方は使用前に必ず医師・薬剤師に相談してください。
更年期に関して私が試したこと
更年期に起きる不快感に対して、個人的にハーブティーを取り入れてみた体験があります。私の場合は、日々の習慣の一つとして続けるうちに負担感が変わったと感じることがありましたが、変化の程度や期間は人それぞれです。体調や既往歴によって合う・合わないがありますので、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
ブラックコホシュについても、私の周囲には使ってみた方がいる一方で体調の変化を理由に中止した方もいます。少量から試すなど、安全第一での取り入れ方をおすすめします。

アロマを使ってみた私の体験
ラベンダーで試したこと
不眠気味の夜にラベンダーの香りを取り入れてみたら、自分では落ち着きを感じることがありました。香りの影響については、研究報告もいくつかあり、効果の程度や研究条件は様々です。私のやり方はごく簡単で、ティッシュに1〜2滴垂らして枕元に置くなど、ごく少量から試す方法です。睡眠薬を自己判断で中止したり変更したりせず、薬について相談が必要な場合は必ず医師に相談してください。
ゼラニウムでの体験
ストレスで生理周期が安定しなかった時期に、ゼラニウムの精油を取り入れてケアをしてみたことがあります。私個人の感想としては、周期に多少の変化を感じたことがあり、肌状態についても個人的には良い印象を持ったことがあります。ただし、これはあくまで体験談であり、同じ変化が誰にでも起こるわけではありません。
ローズマリーと朝の習慣
朝の気分転換にローズマリーの香りを取り入れると、私自身は頭が冴えた気がすることがあります。香りや認知機能に関する研究は存在しますが、結果は一様ではなく個人差がありますので、過大な期待は避けてください。
クラリセージと生理時のセルフケアについて
私個人の体験では、クラリセージを含む香りやトリートメントが気分のケアに役立つ場合がありました。しかし、痛みが強い場合や治療中の方は自己判断で薬を中止・変更せず、必ず医師に相談してください。妊娠中や授乳中の方、また医薬品を服用中の方は、使用前に医療専門家に相談することをおすすめします。

失敗から学んだ、安全に使うためのポイント
原液で使って肌トラブルになった経験
「天然=安全」とは限りません。私も精油を原液で塗って肌が赤くなった経験があります。精油は必ず基材(キャリアオイル等)で希釈し、少量から試すこと、パッチテストを行うことをおすすめします。皮膚に異常が出たらすぐに使用を中止し、必要に応じて専門家に相談してください。
一般的な注意点の例:
- 初めて使う精油は少量から試す
- 精油は希釈して使う(薄めて使用すること)
- 皮膚に異常が出たら使用を中止する
- 妊娠中や授乳中、医薬品を服用中の方は使用前に医師・薬剤師に相談する
(具体的な希釈比率や滴数は製品や状況によって異なるため、販売情報や専門家の指導に従ってください。)
妊娠中・授乳中の方への注意
妊娠期や授乳期は特に慎重な判断が必要です。私の知人の体験や一般的な注意事項から、妊娠中や授乳中の方は使用前に医師に相談することが重要だと感じています。一部の精油は妊娠中の使用が推奨されない場合がありますので、自己判断での使用は避けてください。
薬との飲み合わせについて
• 本記事の内容は個人の体験に基づくものであり、効果には個人差があります
• ハーブや精油は食品または雑貨であり、医薬品ではありません
• 症状の診断、治療、予防を目的としたものではありません
• 妊娠中、授乳中、薬を服用中の方は、使用前に必ず医師・薬剤師にご相談ください
• アレルギー反応が出た場合は、すぐに使用を中止してください
• 本記事の情報によって生じたいかなる損害についても、責任を負いかねます
製品選びの心得
市販品の表示は様々です。購入時にはラベルを確認し、表示が明確であるものを選ぶと安心です。精油の見分け方のヒントとしては、ラベルに「精油(エッセンシャルオイル)」と明記されているか、学名(ラテン名)が書かれているか、遮光瓶に入っているかなどが参考になります。価格は目安であり、極端に安価なものは品質を確認する必要があります。

まとめ:植物を暮らしの一部に
ハーブとアロマを取り入れて約10年。私個人の経験では、気持ちの切り替えや日々のセルフケアに役立つ場面がありました。でも、植物療法は万能ではなく、全ての人に同じ効果が出るわけではありません。
まずは少量から、安全に試してみることをおすすめします。持病がある方、薬を服用中の方、妊娠中・授乳中の方は、取り入れる前に医師や薬剤師に相談してください。もし症状が続く場合や不安がある場合は、専門の医療機関での相談を優先してください。
小さな習慣の一つとして、香りやハーブを生活に取り入れてみませんか?私の体験が、皆さんのヒントになれば嬉しいです。
※個人の感想であり、効果には個人差があります
※症状が続く場合は医療機関を受診してください
※効果を保証するものではありません