篠原(似合う髪型専門家):髪型の小さな変化で顔は大きく変わります。
松浦:本当ですね、全然違います!
髪型の影響の恐ろしさとは
篠原:もしかしたら、髪型の影響を受けて、目の下が長くなって、5歳老けて見えているかもしれません。
もしかしたら、髪型の影響を受けて、アゴラインが下がって、5キロ体重が増えたように見えているかも……。
はたまた、髪型の影響を受けて、左右の歪みを更に強調させて見せているかもしれません。
篠原:大袈裟な話ではなく、ほとんどの人は今の自分の顔が髪型でどう変わっているかを言語化できていません。
松浦:確かに。不安になってきました。
篠原:でも大丈夫です。今回は、どうやって髪型で顔をデザインするのかの一例を3つの視点からお見せします。
1 顔の歪みに関係する、左右の分析
篠原:この方は左右対称ですが、目と頬骨とアゴラインに少し差があるので、そこを検証していきます。
左右の検証 目とアゴライン
篠原:目の分析では少し大きさに差がありましたが、検証すると髪をどちらで分けても目はあまり変わらないことがわかります。
アゴのラインも変化が少ないです。分け目を変えると、目やアゴのラインが大きく変わる方もいます。
そこをなんとなくではなく、実際に写真や動画を撮って検証していくと、差が少ないのか大きいのかが一目瞭然になります。
頬骨の検証
篠原:頬骨に変化があるかを検証したら、差が大きく出ました。
左は頬骨が出ている方を分け目にしてトップを平らに、右は頬骨が出ていない方を分け目にしてトップに高さを出してみました。
松浦:少しの差で頬骨が違いますね。
篠原:なのでこの方は、トップのボリュームと分け目で頬骨が変わることが分かりました。
松浦:分析して、検証する大切さがわかってきました。
2 輪郭の分析
篠原:基準円より赤い丸の部分が出ています。ハチが張っている方です。頭の横幅が髪型でどう変わるかを検証していきます。
頭の横幅の検証
松浦:頭の横幅が全然違いますね。髪型ってすごいです。
篠原:はい。シルエットが大切なのがわかります。それでは、Aラインまで広げない髪型はどうかを検証していきます
篠原:左の結んだお顔より真ん中のストレートの方が、頭が狭く見えます。しかし、ストレートでも違和感がないこともわかります。
3 目の分析
篠原:目の間が広そうに見えたのですが、実際に測ると同じ長さになりました。
水色と赤が同じなのが基準に対し、水色が狭いと求心顔になり、かっこいい印象になります。水色が広いと遠心顔になり、かわいい印象になります。
目の間の検証
篠原:目の間に髪がないと、目が離れて見えて、目の間に髪があると、目が寄って見えます。どちらも違和感がないです。
検証のまとめ
篠原:この方の髪型で顔が大きく変わる大切なポイントをランキング形式で発表します。
3位は分け目
理由:分け目で頬骨が少し変わるから
2位はシルエット
理由:シルエットで頭の形が大きく変わったから
1位はトップのボリューム
理由:トップにボリュームがあると、頭の横幅が狭く見える。頬骨の横幅が狭く見えた。
2つに影響を与えていて、どちらも顔が大きく変わったからです。
松浦:分析して、検証すると顔がどう変わったかわかりますね。比較すると顔がこんなに変わっていたのにもびっくりしました。
篠原:最初にお伝えした通り、残念ながら、ほとんどの人は、自分の顔が、髪型でどう変わっているかを、言語化できていません。
でもこの記事を読むだけで、ステップアップしていると思うので、少しはご自分でも分析して検証することができます。
言語化できないと、その人のセンスにかかる部分が大きいけど、言語化できるということは、センスがなくても誰でもできて再現性があることに繋がります。
松浦:確かに。科学と同じで誰でも平等になりますね。
篠原:そうです。そして人の顔は全然違うので、色んなパターンを知るともっと言語化できるようになるので楽しいですよ!