澄んだ空気が心地いい季節のはずなのに、鼻がムズムズ、喉がイガイガ、目もかゆい。
「また風邪かな?」と悩んでいませんか?
その症状、もしかすると秋冬花粉の影響かもしれません。実は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった雑草花粉は8月下旬から11月頃まで、長期間にわたって私たちを悩ませる存在なんです。
30代、40代は仕事でも責任が増えるし、家事も山積みになりますよね。そんな忙しい日々の中で、鼻水や目のかゆみで集中できないというのは本当につらいもの。
私は元々鼻が弱いタイプなのですが、最近は秋もティッシュが手放せなくなることが多いです。うう、これはなんとかしないといけない。切羽詰まっていろんな方法を日々試しています。
この記事では秋冬花粉について理解を深めつつ、対策の仕方についてもご紹介していきます。ちょっとした心得とバッグに忍ばせるアイテムがあれば、今よりも快適に過ごせるはず。同じお悩みを抱えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
秋冬花粉が春より厄介な3つの理由
「花粉症=春」というイメージが強いですが、秋冬の花粉には独特の厄介さがあります。
1. 乾燥が症状を悪化させる
秋冬は空気が乾燥し、鼻や喉の粘膜がダメージを受けやすい状態に。花粉の影響をダイレクトに受けてしまいがちです。
2. 風邪と間違えやすい
「毎年秋になると風邪っぽくなる」という話を耳にしませんか?実は花粉症が原因という可能性も。鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、風邪薬では治らないわけです。
3. 長引く辛さ
春はゴールデンウィーク頃には落ち着きますが、秋冬は11月、場合によっては初冬まで続くことも。終わりが見えない感覚はメンタル的にきついですよね。
花粉対策の基本は「3つの習慣」
花粉症対策は、実はとてもシンプル。外で花粉を「付けない」「吸わない」、そして家には「持ち込まない」。この3つを習慣化してみましょう。
たとえば、出かける前に花粉ブロックスプレーをシュッとひと吹きしてみてください。小さな習慣ですが、花粉が肌や髪に付きにくくなります。花粉がひどいと感じる時はマスクの着用も忘れずに。
帰宅後に意識したいのは、コートやバッグを軽く叩いて花粉を落としてそのまま洗面所へ直行するという習慣です。
手洗い・うがい・洗顔までをセットで済ませましょう。最初は面倒かもしれませんが、1週間続けると慣れてきます。私はこの習慣を始めてから鼻がムズムズしにくくなりました。
バッグに忍ばせたい花粉対策の必需品
持ち歩きグッズのいいところはその場ですぐに対策できるということ。続いてはおすすめの花粉対策グッズをご紹介します。
マスク関連アイテムで一日を快適に
ウィズコロナ時代となった昨今、マスクは日々進化を続けています。シルク混や低刺激素材を使ったマスクなら、長時間着けていても肌への負担が少なくて乾燥しやすい秋冬の季節も安心。
息苦しくなりにくく、リップメイクも崩れにくい立体構造のタイプを私はよく使っています。
また、マスク生活をより快適にするアイテムとして、マスクスプレーもかかせません。ユーカリやラベンダーの香りをひと吹きすると、気持ちもリフレッシュできそうです。除菌効果のあるタイプは清潔さも保てて一石二鳥です。
+αのアイテムとして、抗菌仕様のマスクケースがあるとバッグの中でマスクが汚れる心配もありません。口元につけるものだからやっぱり清潔感は大事ですし、お気に入りのデザインだと、取り出すたびにいい気分になれます。
マスクケースは100円ショップや300円ショップで手に入ります。
花粉をブロックするスプレー類
花粉の季節を快適に過ごしたい時の強力な助っ人は花粉ブロックスプレーです。目に見えない微粒子が顔全体をそっと包み込んで、花粉の付着を防いでくれる優れもの。
私のおすすめはハッカ油スプレーです。メントールが配合されていて清涼感を感じますし、100%天然のハッカなので敏感肌でも安心できます。
喉・鼻・目を守るミニケアグッズ
花粉に特に悩んでいる方におすすめしたいのは鼻用クリームです。アレルシャット 花粉 鼻でブロック チューブ入 30日分は鼻に直接塗るタイプ。
PM2.5、黄砂、ハウスダストなど、花粉以外もブロックできるので、一つ持っておくと心に安心感が生まれます。サイズ感が小さめなのでポーチに忍ばせておけるのも嬉しいポイント。
喉がイガイガしてきた時に定番なアイテムはのど飴だと思います。不快感を感じたらすぐに舐められるように、バッグに入れておくと便利です。
ハーブ系の飴だと気分転換にもなりますし、あめちゃんを忍ばせておくとおくと他の人にもあげられてコミュニケーションのきっかけにもなります。
あと最近は花粉対策用のメガネもかなりおしゃれになりましたよね。ZoffやJINZでは、普通のメガネと変わらないくらい自然なデザインが増えています。目がかゆくなる前に使い始めてみてはいかがでしょうか?
最後におすすめしたいのは鼻うがいです。使うのは少し勇気がいるかもしれませんが、帰宅後のケアとして試してみる価値があります。鼻うがいをよく使っている友人いわく、慣れると本当に手放せなくなるらしいです…!
今ご紹介したように、世の中には実はたくさんの花粉対策グッズがあるのです。毎日の花粉対策で、花粉の季節を少しでも楽に過ごせますように。
花粉シーズンを心地よく過ごす生活習慣
※夜に飲んでいるメゾンレクシアのハーブティー
体の内側からのケアも生活習慣の一つとしておすすめしたいです。ヨーグルトや発酵食品、ルイボスティーなど、腸内環境を整える食事は免疫バランスをサポートしてくれます。
最近、私は夜寝る前にメゾンレクシアのハーブティーを飲んでいるのですが、これが結構いい時間になっています。温かいお茶を飲んでほっとひと息つくと、疲れた心と体が整う気がします。
あとは毎日のファッション選びでも花粉対策はできるんです。たとえばウール素材は花粉がつきやすいので、表面がツルッとした素材のアウターを選んでみてください。
帽子をかぶるだけでも髪への花粉の付着を減らせるはず。お洒落も意識しつつ、このつらい花粉の季節を上手に乗り切っていきましょう。
花粉対策を「自分を大切にする時間」に
以上、秋冬花粉を乗り切るための花粉対策の仕方についてでした。
秋冬の花粉シーズンは、寒さと乾燥が重なって特につらく感じやすい時期ですよね。でも、気分が上がるようなお気に入りのグッズとちょっとした習慣があれば、この季節も心地よく過ごせるはず。
「付けない・吸わない・持ち込まない」を意識しながら、マスクやスプレーで花粉をしっかりガードしていきましょう。
喉や鼻、肌をいたわるミニケアグッズをポーチに入れておくと外出中も安心です。
長引く鼻のムズムズは厄介ですが、仕事に家事に忙しい毎日だからこそ小さなケアの積み重ねが大切。
アイテムを用意してきちんと対策できると「用意してるし大丈夫」と心に余裕が生まれます。この季節も前向きに過ごしていきましょうね。